投資信託をはじめるときに読んだ本

Photo by Precondo CA on Unsplash 投資
Photo by Precondo CA on Unsplash

およそ3年前にはじめた投資信託。最初は投資信託が何であるかもわからない状態であった。投資というと怪しい、騙される、失敗して借金するというイメージが先行するかもしれない。自分もその傾向はあった。だから独学で勉強して知識を得て、真偽を確かめたうえで始めることにした。

おもに書籍を参考に独学で情報を得て、長期、積立、分散、ポートフォリオ、リスク、リターン、ドルコスト平均法、アクティブ、インデックス(パッシブ)、信託報酬などの概念・意味を理解でき、手探りで3年間運用してこられた。いまでは税制優遇のある積立NISAとiDeCoに加えて、枠外で投資信託を積立て運用している。

なお、本業が最優先のため、運用には時間と手間を極力かけずに投資がしたい。そのため採用したのがインデックス投資である。ただし、理解できないものを購入するのは嫌であるし目的を見失ってしまうので、勉強には時間をかけた。

そこで、インデックス投資をはじめるにあたって勉強させて頂いた本をいくつか紹介したい。

お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい

一番はじめに読んだ一冊が、水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」である。投資信託について知識の無い状態から読み、投資の後押しをしてくれた本である。一冊目がこの本である理由がいくつかあるのだが、1つ目の理由は著者が金融のプロ(機関投資家など)ではないという点である(知識量はプロレベルかも)。ファンドマネージャーなどの機関投資家が投資の本を書くと、利害が一致するので素直に受け取れない場合がある。ある程度知識がついてきた後にプロの本を読むのは良い。2つ目は「寝かせて」に惹かれた。本業がある個人投資家がなるべく時間と手間をかけずに運用できるという点が魅力的だと思えた。実際に3年間運用してみてインデックス投資は手間と時間がかからない。この本をきっかけにして「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読むに至る。投資信託をはじめようか迷い、考えている人にはおすすめの一冊である。

新・投資信託にだまされるな

 

新・投資信託にだまされるな! —買うべき投信、買ってはいけない投信

本を一冊読む程度では半信半疑である。まだ騙されるのかもしれないと思い、2冊目にこの本を手にとった。ファイナンシャル・ジャーナリストという肩書をもつ竹川美奈子さんによる著書。手数料や具体的な商品の選択方法、ポートフォリオの考え方を参考にさせて頂いた。騙されるというのはわからないことによるものが大きい。仕組みが分かれば自分で判断できるようになる。仕組みを理解したうえで投資しないという判断もできる。だから勉強が必要なのである。なお、発刊から時間が経っているため内容がやや古くなっているが参考にさせて頂いた。

積み立て投資でお金を増やす

コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす

3冊目も初心者向けを選択した。漫画を組み合わせながら短時間で読める本である。さすがに3冊目くらいになると、書いてある内容の差分が少なくなってくる。つまりインデックス投資の知識の基本がだいたい理解できてくる。長期、積み立て、分散の意味を理解でき、安全資産の範囲で若い頃から長期で運用することが書かれている。短時間で1冊分の知識を増やしたいために読んだ一冊。

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

 

図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

4冊目は金融プロである経済評論家山崎元さんによる「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」。金融プロではあるが、内容は初心者に向けた構成である。具体的に買うべき投資信託が記載されるなど、内容は具体的、1冊目にこの本を読んでいたら買わなかったと思われるが、4冊目に出会ったこの本にかかれている投資信託は一部購入した。また、NISAとiDeCoの制度について記載されており、制度をうまく使いながら投資信託で運用できる方法を知るに至る。実際に、その後積立NISAとiDeCoをはじめた。

ほったらかし投資術

 

全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)

5冊目は山崎元さんと水瀬ケンイチさんのコラボによる「ほったらかし投資術」。ここまでくるともはや新しい知識との出会いは少なくなるが、ポートフォリオの組み方など、やや踏み込んだ内容になっているので学びはある。国内株式、外国株式、国内債券、外国債券の4つが主だった投資先になるのだが、これらの保有割合を自分で判断する必要がある。少し知識がついてくると債券の保有について考える余裕がでてくる。債券を新規発行で買うのか、インデックスファンドで買うのか、など。水瀬さんは本書でインデックスファンドではなく国債変動10年を推奨している。個人的にはまだ債券をインデックスファンドで買うメリットがわかっておらず、水瀬さんと同じく新規発行の国債を10年変動で買うほうに同意する。ただし、近年はごく低金利のためクーポンが少なく債券の持ち方についてはもう少し勉強が必要と考えている。

ウォール街のランダム・ウォーカー

 

ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版)

最後にバートン・マルキール著の「ウォール街のランダム・ウォーカー」を紹介したい。1冊目に読んだ水瀬ケンイチさんが強く推奨する本である。インデックス投資の総まとめとして読んだ。なぜインデックス投資なのか、リスクとリターンについて、ドルコスト平均法の優位性など詳細に書かれている。これまでの本と比べると難易度が上がるが、情報量が格段に多い。複数回読んで深く理解したい一冊である。

タイトルとURLをコピーしました