これからアプリ開発をはじめたいという方に向けて、開発に必要なものをまとめました。本記事ではアプリ開発に必要なソフトウェアおよびサービスをご紹介します。なお、アプリの開発言語はFlutter/Dartを想定しています。
アプリ開発に必要なもの一覧
はじめに必要なものの一覧です。あったほうが良いが必ず必要とまではいかないものは(任意)を付けました。
- ハードウェア
- パソコン
- スマートフォン
- 接続ケーブル
- モニタ(任意)
- キーボード・マウス(任意)
- ソフトウェア(サービス含む)※本記事で紹介
- IDE(統合開発環境)
- GitHub
- App Store Connect
- Google Play Console
- Google AdMob(任意)
- グループウェア(任意)
ソフトウェア
IDE(統合開発環境)
アプリ製作のもっとも重要なソフトウェアはIDE(統合開発環境)です。
IDEはおもに、プログラムを書く、スマートフォンのシミュレータを実行する、アプリをビルドする(実行形式に変換する)、GitHubと連携してソースコードを管理する、など多くの機能が実装されています。
本記事ではFlutter開発を想定して書いています。Google社のFlutter公式ドキュメントでは、以下のIDEが紹介されています。
- Android Studio
- Visual Studio Code
- Emacs
いずれも無料でインストールできます。詳しいセットアップ方法は上記のFlutter公式ドキュメントを参照しましょう。
GitHub
プログラム(ソースコード)を管理するためのクラウドサービスでアプリ開発に必要です。
ソースコードのバージョン管理ができるようになり、ひとつ前のバージョンに戻したり、ほかの人が書いたソースを自分のパソコンに取り込んだり、ソースコード管理について多くの機能があります。
GitHubには無料プランと有料プランがありますので、機能差を比較して決めましょう。はじめての開発ということであれば、まずは無料プランからはじめてみることをお勧めします。
App Store Connect
iOSアプリのテストや、アプリを本番ストアに公開するために必要なサービスです。
App Store Connectを利用するためには、Apple Developer Programへの登録が必要となります。Apple Developer Programの登録には年間99米ドルの費用がかかります。
Google Play Console
Androidアプリのテストと本番ストアに公開するために必要なサービスです。
Google Play Consoleを利用するためには、 1 回限りの登録料(US$25)が必要になります。
Google AdMob(任意)
アプリに広告を表示させて、広告収益を得たい場合はGoogle AdMobを活用します。
グループウェア(任意)
チーム(二人以上)でアプリ開発をするときにあったほうがよいです。グループウェアはメッセージのやりとり、スケジュールの管理、オンライン会議などのサービスがひとまとめになって販売されています。
参考までにグループウェアの一覧をあげておきます。
ここまで、アプリ開発に必要なソフトウェアをご紹介しました。
はじめてのアプリ開発の場合は、なるべく無料か、安価なソフトウェアを選択するとよいでしょう。手軽に試してみて、合わなければほかのソフトウェアを選びましょう。