Flutterアプリを開発する際に勉強したサイトと書籍をまとめました。
私の場合は、すきま時間を活用して3か月くらいかかりましたが、まとまった時間があるかたでしたら1か月くらいでインプットできるかもしれません。
書籍
書籍はFlutter固有の勉強ではなく、プログラムの書き方という観点でオブジェクト指向について一冊だけ読みました。
オブジェクト指向でなぜつくるのか
「オブジェクト指向でなぜつくるのか」はオブジェクト指向名著の一冊です。
ひとつの機能を実装するためのプログラムの書き方は非常に多様ですが、効率的に書き、そして効率よくメンテナンスできるよう準備しておくためにはオブジェクト指向に基づいた実装が重要です。
あらためてゼロからオブジェクト指向をまなぶつもりで読みました。
Flutterに入るまえにオブジェクト指向の考え方、基礎を学んでおけるとよいです。実際、Flutterの前に読んだのはこの一冊のみでした。
動画
動画もひとつだけに絞って勉強しました。
The Complete 2021 Flutter Development Bootcamp with Dart
Udemyで探してたまたま見つけたコースでしたが、これはめちゃくちゃ参考になりました。
Udemyの有料動画で、英語かつトータル28時間ほどある大作研修動画です。
Flutterの環境構築からFirebaseとの連携まで、ゼロから積み上げで勉強することができます。
アニメーション動画が組み合わされて、たとえばStateやFutureなどとっつきにくい知識をわかりやすく丁寧に解説してくれます。
英語がどうしても無理という方には申し訳ありません。字幕も日本語がないのですが、英語字幕と音声と画面とアニメでなんとか補完できるかたはぜひご覧ください。
Webサイト
Webサイトは公式ドキュメントを中心に読み込みました。
非常に丁寧かつ詳細に書かれています。
これだけ見ていればエラー対応以外はFlutterでプログラムを書けるようになります。
flutter.dev
GoogleのFlutter公式ドキュメントです。
Get started(環境構築)からWidget Catalog(ウィジェットの一覧)、Cookbook(実装したい機能別の解説)、そしてデプロイの方法まで詳細に書かれています。
まずはここに記載されているコードを手元の環境にコピーして、あとは自分で実装した機能に変えていくという進め方ができます。
個別に出たエラーなどはGoogle検索して、同じ悩みを持ったかたのブログ記事などを参考にエラー修正できます。
個別のブログサイトの紹介はここでは省略します。
Google Material Design
Googleによるデザインの公式ドキュメントです。
メニュー表示やボタン、画像の見せ方など美しくかつ分かりやすく表現するためのガイドラインが書かれています。
デザインはユーザーが迷わずに操作するために、個性を出しすぎず、ある程度汎用的なデザインにしておくのが良いです。
そのために公式ドキュメントに沿った開発をしていくことが大切です。
Flutterで画面デザインを考えるときはMaterial Designを参考にするとよいでしょう。
Google Fonts
Googleによるフォントやアイコンの公式ドキュメントです。
フォントよりはアイコンの選択でこのサイトをよく参照しています。
ユーザーが画面操作で迷わないためにも、ある程度なじみのあるアイコンを選択するとよいです。
Flutterからアイコンクラスで指定することで、こちらに記載のアイコンを利用できます。
以上、Flutter開発をする際にメインで活用してきた(今もしている)サイトや動画です。
あまり数は多くありませんが、ひとつひとつのコンテンツを深くみて真似をすることで効率よくプログラムが書けるようになっています。
みなさまのFlutter開発の一助になったら幸いです。