「たくさんチャレンジしたほうが良いよ」を支える心理学の研究がありました。
効果の法則

効果の法則(Thorndike, 1989)といって、試行(チャレンジ)した結果が、
1. 良ければその行動が繰り返され、
2. 悪ければその後に実行されなくなる、
というもの。
つまり、試行回数が多いほど、良い結果と悪い結果をもたらす行動を多く見つけられます。
結果、良い結果を生む行動が繰り返されます。
だからたくさんチャレンジすることで、結果的に成功に近づけるということですね。
鏡映描写課題

先日、効果の法則を追認する実験として、鏡映描写課題をやってみました。
この実験は、鏡に映る手だけを見て図形を描き、描写にかかる時間を計測します。
図形は十字形、丸形、星型があり、星型の斜め線が最高難易度です。
自分の結果をみると、試行回数が増えるほど反応時間が短くなる傾向にあります。

つまり学習、良い結果と悪い結果の発見によって、描写が速くなったといえます。
チャレンジはアプリ開発や仕事にも通じるところがあると思います。
アプリをたくさんいろんな種類を作ってみて、結果を振り返って次につなげていくことが重要なのでしょう。
心理学の実験がためになった話でした。